人畜無害日記

たまーに綴りたい、なんとなくの暮らしのこと。

子どもの習い事


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最近、ちょっと仕事が一段落しているせいか、ついつい会社のPCで色々な記事を読んでしまうのですが、今日読んだ記事でついつい気になってしまったものについて少し話を…。

 

子どもの習い事について

習い事って、どの年齢層の子どもでも今や必ずと言っていいほどつきまとう問題。

その記事では習い事へかける金額や、どの習い事が人気(多くの人が習っている)かなどの、まあ割とどこにでもあるような記事だなぁ…と思っていたのですが。

んで、幼児〜小学生ぐらいではスイミングが人気ですよーなんて書かれてたのですが、ここで切り口が急に変わります。

スイミングって必要?と。

…実は、このネット記事の見出しにも書いてたのでそれが気になってついつい読んでしまったのですが…。

その記事をざっくり要約すると、

  • スイミングは全国平均月6500円
  • やや割高な価格ですね
  • 仮に3歳〜10歳まで習わせると数十万円になる
  • そのお金を貯めてたら大学の学費1年分になるよ
  • 泳げるのはいいけど、学費貯めるのも大事じゃない?

…という感じでした。

うぅ…なんとも耳が痛い。でも、この記事を読んで、なんとも言えない違和感のようなものが頭に残りました。

 

何の為のスイミングなのか

私はつい最近娘二人(小学4、5年)をスイミングに通わせ始めました。本当は末っ子ひとりのはずだったのですが、送迎バスの場所まで二人で行く安心さと長女ちゃんのやる気に負けました。

月謝はと言うと、ひとり約8000円。全国平均を上回っています。しかも、送迎バスの分は別途なので、それを足すと約9000円になります。

うぅぅ…高い…。生活が安定していなかった2~3年前では絶対に手の届かない金額でした。しかも、もう小学校高学年、ここから記録会を狙うだのと言うような次元でもありません。

 

それでも習わせたかった理由。

この時期にしっかり運動しておく事が、大人になってからの健康につながるだろうという気持ちからです。

 

昔、幼稚園のPTAで子どもの体力向上に関する講演会を聞いたことがあるのですが、その先生が言うには、幼児期、学生時代にしっかり身体を動かすことが、大人になってからの心身の安定に繋がると。

中学、高校時代の持久走って、心臓に負荷をかける事で心臓を鍛えていると。心臓が強いとメンタルもやや強くなる傾向にあるというようなお話でした。随分前に聞いた話なので、抜けや忘れている事もあるかもしれませんが、大まかにはそう言う話でした。

 

私が今比較的健康でタフな暮らしを出来ているのは、幼少期から祖父母に連れられウォーキングのイベントで何キロも歩いたり、そもそもド田舎なので必然的に歩くことが多かったり、坂道も多かったり、高校は水泳部でバリバリ鍛えられたり…と言う体験が多少は活きているのではないかと思うようになったのです。

 

水泳って呼吸が大事だし、心肺能力にはもってこいの運動かな…と。

スイミングに行かなかったら数十万円は確かに浮くかもしれない。でも、数十万円を仮に子どもに残してあげられたとしても、幼少期に得られるはずだった体力は、大人になってから取り戻すというのは難しいのではないかなぁ…と思うのです。

 

まぁ、親もそれぞれ、子を想う気持ちは同じで、子どもと一緒に相談して習い事を決められたのならそれが何であろうと良いと思うので、本来ネット記事で一個人である書き手の主観を書くのもそれを見るのもナンセンスなのかもしれません。

とは言え悩める親御さんは他の家がどうなのか、世間的にどういう傾向かはめちゃくちゃ気になると思うのですが、世間の傾向も見つつ、しっかり選択出来たら良いですよね。

とは言えあの記事に流されて、スイミングってお金の無駄じゃん!なんて思う人がいたら、人の事なんで何とも言えませんが、それはそれで勿体無いような気もするのです。

 

とりあえず、ネット記事で心がすこーしだけザラッとした気持ちになりましたが、喜んで毎週スイミングに通っている娘二人を見て、わが家はこのままでいこうと思いました。