子どもを持つ親としては、将来自分の健康のためになるような食習慣をつけて欲しいと思うのはごくごく自然の事だと思います。
とは言えそんなちゃんとした食育なんてしてる訳ではないんですよね。ジャンクフードも多々食べるし、長女ちゃんは肉ばっかり食べるし、まぁ色々モヤる事も多いのです。
そんな中、強制的に食事について考える機会を天は与えてくださいました。
それは、先月のコロナ感染からのホテル宿泊療養の時のこと。
3食お弁当なのです。…と言っても宿泊療養に関わってる方々の名誉のために言っておくのですが、本当におかずの種類も多い、ちゃんとしたお弁当でした。実際美味しかったので親子してテンションあがって美味しいね〜なんて食べていたのですが。
…数日経つとちょっとツラくなるんですよね…。メインのおかずは揚げ物が多いですしね、野菜はと言うと生野菜にフレンチドレッシングかオーロラドレッシングがかかってたのですが、うちの子は和風かごまドレッシングしか食べないのでブーイングが出てましたしね…。そして10日間のうち1週間過ぎるとメニューが一周まわりましたしね…。
ここでふと、こんな言葉が自然と漏れました。
ほらさ、もし君たちが将来ひとり暮らしとかしてさ、ご飯作るの面倒くさくなってコンビニ弁当とか外食とか続けると、今みたいにだんだん食べるのツラくなってくるんだろうね…。なんとなくそんな暮らしを疑似体験した気持ちになったね…と。
まだまだ小学生だからどこまでわかったかは謎ですが、きっと自炊の大事さには気づいてくれたのではないかなぁ…と思います。
その影響か、最近急に末っ子が料理に挑戦したがるようになりました。卵焼きから始まり、いなり寿司を詰めてみたり、フレンチトーストを一緒に作ってみたり…。
食べることは生きること。
今は気まぐれでやってるかもしれないけど、こうやって食べることに興味を持ってくれる事が大事なんだろうなぁ…と思ったのでした。
