これを書いているのは2月2日。
明日は節分です。わが家は豆まき用に買っておいた煎り豆を長女ちゃんに昨日フライングで食べられてしまうというアクシデントに見舞われていますが、一応明日には豆を買いたして撒くつもりです。
そして節分と言えば最近物議をかもしているアレ。
恵方巻き。
いつからメジャーになってきたのか一生懸命思い出したのですが、約30年前、私が小学生の頃にCMなどで見ていたのが始まりの時期なのかなぁ…と(田舎だったので少し出遅れてるかも…)。
節分は豆まきだけでしょ？巻き寿司なんて…
と思っていたのに、いつの間にか単純な私の脳は恵方巻きの戦略に染まっていき、いつしか普通に『巻き寿司を食べる日』的な認知に変わっていったのです。
しかし、昨今は各スーパーやコンビニやその他お店など、イベントに乗じてたくさん売っちゃおう戦略が加熱し過ぎて食品ロス問題が深刻になってしまった…と言うのが悲しすぎる。そう考えると、なんでもかんでも商機にしてあれこれ大々的に売ろうとする日本の商売の仕方ってなぁ…と思うことはあるのです。
そもそも節分に巻き寿司なんてそこまで推す必要あったのかな？昔はなかったのにな、なんて考え始めるとキリがない。バレンタインもハロウィンも、日本独自の解釈で謎のイベントと化してしまってる。
それでも、一度身についてしまった謎の習慣は、自分の中でまた良いように解釈され、そして都合の良いように遂行するようになってしまうのです。
節分は恵方巻きみたいに丸かじりしないけど、ちょうど巻き寿司とか食べたい時期なので、節分に乗じて巻き寿司を作る。
ハロウィンは仮装なんてしないけど、日頃お世話になってるわが子のお友達にお菓子を配る動機づけになっている。
まぁ、そうやってイベントをうまく利用して、自分たちの良いように楽しむのも悪くないかなぁ…なんて思うのです。
なので、私は明日巻き寿司を作るのです。
ちゃんとした流儀とか気にしない。セールス戦略に乗せられてるとかも気にしない。
自分の気分で、巻き寿司を作り、家族と楽しむのでした。
