今まで自分はどんな時でも料理をして子どもにご飯を提供するのはあまり苦では無い方でしたし、それが当たり前だと思っていました。
別にジェンダー論でも主婦論でもなく、個人的な趣味がゆえに、です。
まぁ、実際毎日自分のお弁当は作ってるし(息子達のは要る日要らない日があるので必要に応じて)、晩ごはんもほぼ毎日。
でもね、ここ数年頭の中によぎっていた事。
夏に料理するのが辛くなってきた。
ええ、間違いなくそう感じ始めています。
でも、そんな事を私が思うなんて…と自分の中で否定し続けてきました。
おうちごはんはなんと言ってもコスパが良い。外食はおろか、大家族であるが故に中途半端にスーパーのお惣菜もコスパ悪すぎて買えない。
引っ越ししてからずっと節制節制を心がけていたので、夏だから料理するのが辛いとか、そんな事を思うことは許されないと思っていたのです。
でもね、今年はもうそんな自分を否定しない事にしました。
ええ、夏の料理はキツいです(`・ω・´)
でも少しだけ言い訳させてもらうと、そう思うのにはとある考えがあったからだと言う事に気付いたからなのです。
そう、
夏の料理は手の込んだ煮込み系料理が出来ない(条件的に難しい)から。
ただ単に「揚げ物が暑くて面倒でー」とかではないのです。
何故か、わが子達は煮物系が好きな子が多いのですが、夏って大根などの野菜自体の味も変わっちゃうし、日持ちの問題も他の季節に比べて格段と発生してくる。
なので、つい炒め物や揚げ物に頼りがちになる。煮てるものと言えば親子丼とか丼ものの具材くらいになってしまう。
なーんかね、確かに煮込み系料理ってすごい手間とは思うのですが、それなりにやりがいもあるので苦ではないんですよ。
皆が美味しい美味しいと食べてくれる。わが子は炒め物系も嫌いではないけど、そこまで食いつかない。
夏で煮込みものと言えば、自家製トマトで作る(無いときは市販も使うけど)ミネストローネ。野菜の旨みがたっぷり詰まったコンソメベースのスープに、トマトの酸味が爽やかさを引き立たせてくれる。…けど、汁物類は大好物な子とそうでない子にけっこう分かれるしねぇ…。
あれこれ考えた結果、ここの違いが自分のモチベーションの違いなんだと、ここ最近ようやく気が付きました。
とは言えこればっかりは仕方がない。なので、たまにはチートディも作ろうと思って、中食や外食も増やす事にしました。
んでも季節の野菜は身体に良いし、チャンスがあればそれなりに調理してお出ししようと思ってます。
子どもたちも少しずつ主体的に調理する子も現れてきてるしね。
あぁ…のんびりおでんを仕込める晩秋が待ち遠しいなぁ…。