人畜無害日記

たまーに綴りたい、なんとなくの暮らしのこと。

学生時代の友達

気がつけば、今年ももう終わっちゃう。

来年お誕生日がくれば43歳。とっくに人生の折り返し地点を通過したような気分でいる。

相変わらず毎日めまぐるしく忙しい。朝早く起きてお弁当作ったり、子どもを駅や学校や各所に送ったりお迎えしたり、仕事をフルタイムでしたり、くたびれた顔でスーパーの食材を物色して晩ごはんを作ったり…。

家に帰れば『飼い主が好きすぎて、帰ってきた途端に嬉しくてテンションMAXで飛びかかってくる小型犬』のような末っ子の出迎えを受け、夜はまったり子どもたちとゲームしたりもする。まぁ忙しいこと!

 

でもね、最近になって思うことがある。

昔からの友達と、積極的に関わろうと。

…と言ってもなんたって陰キャオタクだった学生時代の友達なんて数えるほどしかいないんだけど、それでも会えるチャンスがあれば面倒臭がらずに会おうと。

 

先日、高校時代の友人が子どもを連れて遊びに来た。簡素な簡素なクリスマスパーティ的な感じ。子ども同士歳が近い子もいるので、トランプや室内でドタバタしながら遊び、サンドイッチや手作りピザなど食べたりした。

その子とは夏も会ったし、今度は年明けにたこ焼きパーティーでもしようか、なんて話してる。

 

なぜ積極的に友達と会うようにしたかと言うと、3年前、専門学校の時の友人が急にこの世を去ってしまったから。それも、他県に住む友人の訃報を知ることができたのは、偶然にも年賀状に引っ越し&携帯番号の変更をお知らせしていたから。パートナーの方がわざわざ知らせてくださったのです。その年の年賀状には、毎年のと変わりない近況が綴られていたのに、その年賀状からたった2ヶ月もしないうちに、もう近況は聞くことが出来なくなってしまった。

彼女の結婚式から10年以上会ってなかったとは言え、すごくショックだった。専門学校の帰り道、あちこちで一緒にご飯を食べたり授業中にふたりでこっそりソリティアで遊んだりしてた、そんな思い出が頭をぐるぐる巡っていた。

 

遠くの友人とは、せめて年賀状だけででも繋がっていようと思い、写真が面倒な子ども達を説得しつつ写真付き年賀状を作って出してた。

けど、もう『中年』な自分の年齢を考えると、私も相手もいつ何時体調を崩したり不慮の事が起こったりしても不思議じゃない。

 

『いつか会おう』じゃダメなんだ、と。

とは言えちょうどコロナ禍の始まりの頃だったし、無理は出来なかったんだけど、確実に意識が変わってきた。

 

先日会った友人も、体調の悪いところがあり、通院していると聞いている。

自己満足かもしれないけど、出来る限りは関わっていたいなぁ…と思っている。学生時代の頃のように、バカ話したり悩みを打ち明けあったり出来ればなぁ…と。

 

出来なかった後悔はあまり残さずにいたいな、と日々思いつつ暮らしてます。