人畜無害日記

たまーに綴りたい、なんとなくの暮らしのこと。

じゅうななさい

本日、長男がめでたく誕生日を迎え、17歳になりました。

 

'           終

         制作・著

         ━━━━

          ⓃⒽⓀ━作

 

…で終わらせるのも寂しいので、なんとなくこの17年を思い返してみると。

 

長男が生まれた日。

2005年9月29日の昼過ぎに生まれ、夜を迎えた頃は痛み止めがすっかり効いていたので、のんきに病院(個人院の個室)のテレビで『世界の中心で愛を叫ぶ』をみておりました。…セカチュー、見たかったのよ。でも映画には行ってなくて、地上波初放送がその日だったからね。最後まで見て、感動に浸りつつさて寝るかと思っていた時。恐ろしい目に遭いました。

そう、後陣痛。

痛み止めを無駄打ちしたので間隔あくまでは使えず一晩中痛みで眠れないままでした。はい、ただのアホですね。

 

それから、乳児の時には哺乳量やらお肌のトラブルやらに四苦八苦、幼児期には言葉の遅れや幼稚園入園までもあれこれ悩み、今小さいお子さんを育てている親御さんと同じような悩みを抱えつつ過ごしていたんじゃないかなぁ…と思います。第1子だから気負いも半端なかったと思います。今でも乳幼児期の色々なエピソードを覚えています。

 

そんな長男も幼稚園に入園し、兄になり、小学校に入学し、妹が増え…。

 

ふと気づいたらいつの間にか気負いが少なくなっていった気がします。

何というか『子をちゃんと育てなきゃいけない』と言う気持ちより、『子どもと共に成長していこう』と言う気持ちに変わっていったような、そんな心境の変化がありました。当然、年長者として教えるべき事注意すべき事は言うのですが、それ以外は子と同じ目線で物事を見るようにし、ともに同じ体験を共有し楽しみ、学び、成長していく…みたいなのがいいなぁ…と思い実践してきた…と自分では思っています。何でもかんでも手出し口出しせず、まずは考えるよう促したり、家の家事についてもできる限り自立を促したり。

 

言葉にすると偉そうですが、親も完璧には出来ないんだし、協力してやっていこうよ!みたいなノリです。

 

そんな頼りない母と共に過ごしてもう17年。いつも構ってくれる長男には感謝しきりです。こちらも高専生活を最大限サポートするので、この先も楽しく進んでいって欲しいなぁ…。

 

来年は成人なんですね。本当に早いなぁ…。